「川下りは楽し・余談」 by 別宮 博一
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＜第１０回 岡山城・後楽園カヌー駅伝大会
開催準備中！＞
長らく本稿の改訂を怠っている。この間、コロナ禍で大変な２年を
全国民が体験して来たが、現在もまだコロナ禍は進行中である。岡山
城・後楽園カヌー駅伝大会も、一昨年は参加者募集中であったが、中
止を余儀なくされ、昨年は準備開始前に開催を断念せざるを得なか
った。今年の開催は可能性有りと考え、昨年１１月２５日にコアー・
メンバーが集まり、開催日を４月１７日（日）に定めて準備を始めた
途端、オミクロン株の出現が報じられ、アッという間に全世界に広が
ってしまった。幸い感染力は強いが重症化リスクは低い様なので、コ
ロナ禍の収束を祈りつつ、開催の可能性に賭けて準備はしておこう
と鋭意取り組んでいる。不確定な要素が多いので、今回の大会はレー
スそのものは従来とほぼ同様に、その他の部分は極力コンパクト～
質素に行う様に心掛けて準備している。速い話が、前日祭なし、タイ
ムトライアルなしで、各種出店も無い。練習も４月３日（日）（時間
限定）と１６日（土）の午後（時間限定）のみにしている。
カヌー駅伝が行われていない間に、良いこともあった。大会本部を
設定する京橋河川敷～相生橋間の河川敷改修が行われ、艇の発着が
安定して安全に出来るウオーターフロントが新しく２か所造られた。
また、京橋～鶴見橋間の河川敷遊歩道が、相生橋周辺３００メートル
程のアンツーカー舗装を残してはいるが、完成している。
また、後楽園正門直近の鶴見橋の西詰下流域の土手の改修工事が
行われ、同時に鶴見橋西詰から下流に向かってスロープが造られ、京
橋河川敷と同規模のウオーターフロントがスロープを降りた辺りの
岡山神社稍々川上側に作られた。
残念な事は、第２～８回大会まで使用していた、岡山国体に際しカ
ヌー用に特注して作られた高価で豪華で素晴らしい「浮き桟橋」が、
我々には知らされないまま、廃棄されてしまった事である。
どうしてこんな事になってしまったのであろうか。恐らくは如何使
われていたか現場を知らない輩の仕業に違いない。甚だ残念である。
代替物を用意する必要がある。
さらに、「岡山城令和の大改修」工事中で、大会に冠している「岡
山城」が覆い隠されている事である。
これに伴い、岡山城周りの交通規制があり、大会本部のある京橋河
川敷と後楽園中継点との往来は、従来利用していた城の石垣のすぐ
下を少し高い位置で歩く道は閉鎖されており、河川敷遊歩道のみ通
行可能で、これが判り易い（下図旭川沿いの草色の部分）。これを
避けると、城から少し離れた市中の一般道を歩くことになり、遠来の
方には迷う可能性もあり、これはお薦め出来ない。
コロナ禍を気にしながらのカヌー駅伝準備である。元来アウトド
ア―・スポーツにはリスクは付き物であり、選手・スタッフ・ボラン
ティアを含め、参加される方々にはリスクについては自己責任で参
加して頂いて来ており、今回も同様である。今回は、コロナリスクの
負荷が加わるので、お互いの為、接種可能なワクチン接種を済まして
参加したいものである。
勿論、状況に応じてカヌー駅伝大会中止の判断は適切に行われる
べきものと思っているが、無事開催出来る事を祈りたい！
(2022/02/08)
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