瀬を過ぎると赤いトラス橋が見える。 津大橋である。 津大橋の右岸袂に岩城食堂が見える。 岩城食堂へは橋を過ぎて右岸に上陸する道がある。 時間はかかるが四万十川を見ながら食べる川海老ソーメンはうまい。 江川崎スタートでは近すぎるのが残念だ。 今回は通り過ぎることにする。 前回ソーメン食べてヘルメットを忘れた。 舟に戻って気付いたが、坂道を戻るのが億劫でゴールしてから車で取りに行った。 そんなことを思い出したが、誰にも話さなかった。 マヌケな話は他にもあるが、本人はしゃべらないものだ。 |
岩間の沈下橋を過ぎると白い斜張橋が見えてくる。 茅生大橋である。 左岸に四万十楽舎があり、カヌーやイカダが多く浮かぶ。 すなわち瀞場である。 初心者でも容易に漕ぎ上がることのできる瀞場である。 ここからが長い。 津野川水位+20cmが我慢の限界。 ゴールはまだか、まだか、腹減った、減った、流れない川は嫌だと思いながら漕ぐ。 |
黒尊川は朝より減水している。 カヌーを降ろす場所がない。藤倉沈下橋からは水不足でスタートできない。 あきらめて水遊びにする。 水は透明なものの、更に清流で遊んだ身には物足りない。 工事が増えたせいか、淵が埋まり、昔の黒尊川の感動はない。 それでもきれいな水を楽しんだ。 帰ろうとして山から水を引くホースを発見。水源は黒尊川に注ぐ小さな滝のような流れだった。 飲んでみたところ旨い! 車から水タンクを出して黒尊の水をゲット。少し満足してキャンプに戻る。 |
氷水で冷えたトマトが大変うまい。 川海老もうまい。 今日の計画を話しながら出る準備をする。 後発隊との合流が問題だ。 |
後発隊との合流に時間がかかり、ずいぶん待たせてしまった。 川地図その他不要なものをデポする車に積み込み出発だ。 ?ロング缶が6本転がっている。??? ビールを買うためには坂道を登り国道を歩かねばならない。 足りなくなったからといって買いに行く気は起こらない。 最初から1人1リットルの冷えたビールを買って降り、冷たいうちにと飲んだに違いない。 うーむ。うまいビールだったろう。 今日は瀬をいくつも越える20kmコース。 全員スプレースカートを装着して下る。 天気良好。流れよし。正午スタート。 |
瀬を抜け、流れ、ゴールを目指すが、20kmは4時間かかる。 ・・・ 先は長い。 |
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日陰を見つけて昼食休憩。 小川の流れに足を浸すと心地よい。 郷土寿司ほか簡素な昼食。 充分な休憩を取って再開する。 離陸沈には注意が必要だ。 突風にアオラレることもある。 乗り込む艇がないこともある。 右端では、まるで誰かに突き飛ばされたかのように沈している。 ヒドイ風が吹いたものだ。 |
三島第二沈下橋スタート地点。漕いで左岸寄りの流れに乗せる。 緊張している。出てすぐ沈下橋を下り、右岸岩壁に当たる瀬が待っている。 |
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ここで沈すると三島の瀬を泳いで下ることになる。この水量では岩に当たる。 岩壁の下で万一に備えて待機する。 全員無事通過。三島の瀬に突入する。 最後尾につき、みんなのクリアを確認した。 瀬は水が少なく岩が出ていた。岩を避けて隠れ岩に引っ掛かり艇を廻され張付き沈するところだった。 流れにパワーが無くて助かった。幸いにも体重が流れに勝ったと記録しておこう。 三島の瀬下のエディで勇者が岩に張付き沈。 いつもながら沈は「高名の木登り」の話のとおりだ。 こんな具合だったので三島の瀬の写真は撮れなかった。 |
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水出し一服集合写真。水が入るのである。 |