4/29 早朝出発して朝食は讃岐うどんと決めていた。
さぬき豊中IC近くの上杉食品を考えていたが、ネットで「マイどんぶり持参で食べる製麺所のうどん」を見つけ、マニアックな感じに惹かれた。
マイどんぶりと箸、薬味、つゆを用意して高瀬町の製麺所に向かうため、善通寺ICで降りる。
山原食料品店が留守のようなので近くの香川食料品店で一玉70円のうどんを食べる。
柔らかくてコシが強く、おいしいのでおかわりした。
3人で4玉280円の朝食である。
ただし、茹で立てを食べるためには6時過ぎがよさそうだ。次回は納豆、生卵も用意してもっと早く出ることにする。

高瀬町からさぬき豊中IC高知道経由伊野ICで降りて仁淀川に着いた。
加田キャンプ場の様子を見る。一人100円、水道ときれいなトイレがある。
カヤック積める大原タクシーの看板があった。困ったときにはありがたい。
道の駅土佐和紙工芸村でトマトを買い、水辺の駅あいの里仁淀川で手作りカヌーを見ながら川を下見する。
越智から出来地の間のバスは日に三本しかない。
仁淀川に水はなく、流れも殆どないので、越智スタートはあきらめる。

大原タクシーを念頭に、片岡沈下橋から土佐和紙工芸村目指してスタートする。
スタート時カメラモデルとなった。今日は風があり、山や空が水面にきれいに映らないそうである。
弱い流れの瀬に岩が出ている。ルート選択に迷う。
透明度は四万十川以上錦川以下といったところか。




川の水で冷やしたトマトを食べてみる。 甘くフルーティなおいしさだ。気に入る。

小一時間程進んだところでトイレらしき建物と車が見えた。
上陸してみると黒瀬キャンプ場であった。川原に下りる道ときれいなトイレが整備されているが、キャンパーはいない。
車は川下りの方のもののようだ。

黒瀬キャンプ場から瀞場と向かい風に苦しめられる。
王女とロバの川旅である。王女二人は筋力トレーニング、ロバは荷物運びというわけではない。
往生瀞場である。流れは弱く、落差の大きな瀬は岩だらけで短く、瀞場は長い。
向かい風をクリアしてトマト休憩していると向かい風エリアまで流されてしまう。





もくもくと漕ぐ。みんな良いフォームになっている。
特訓の甲斐があったというもの。

水辺の駅あいの里仁淀川で昼食休憩する。7km程を2時間半以上かけて到着だ。
鮎の塩焼きが焼けるまでおでんをつまみにビールを飲む。天気はいい。うまい。
仁淀川の鮎は一匹400円。小振りだがうまい。
他の小皿を食べながら追加注文し、ビールを飲む。昼から宴会モードである。
十分な休息を取り、重い腰を上げる。

土佐和紙工芸村を目指す。
漕いでもなかなか進まない。
名越屋の沈下橋が見えてゴールまで1.5kmだろうか。バス時刻が気になる。
土佐和紙工芸村17:20発、出来地乗り換え17:40で車の回収ができそうだ。
16:40着岸し、上陸する。



明日の朝、加田まで下ることとし、キャンプ地は加田に決定、艇をデポして車回収班と食材買出し班に別れる。

出来地から越智に向かう17:40のバスは祝祭日運休。白ハヤを釣るために川の様子を見に来た釣り人に甘えて片岡まで送っていただく。
困ったときに受ける親切はありがたい。

薄暗くなった加田の川原にテントを設営する。やっぱり一人100円。きれいなトイレと水場があり、奥まで広い。
多くのキャンパーがいた。

まずは風呂だ。
傷ついた鶴が蘇った伝説を持つ、土佐最古の温泉「蘇鶴温泉」に入浴する。
水風呂とお湯を交互に入る入浴方法なのか、他の客の真似をして入る。

落ち着いたところで夕食準備。伊野のスーパーは夜10時まで開いている。
肉野菜チャンポン風水炊きを土佐のポン酢で食べる。

就寝、起床。

4/30 天気予報では5/1雨。
海部川を下るため、仁淀川の緑のトンネルをパスすることとし、キャンプ撤収班と艇回収班に分かれ片付ける。




inserted by FC2 system