2004.9.12&18&20 錦川に行き、根笠から行波まで下った。
12日は18〜20日の下見として岡山から日帰りした。6:40岡山発、10:00根笠発、14:40行波着。 行波の橋の下にヤナを設置中だった。
キャンプ環境を確認し、天候を考え、18〜20日は島根県六日市町ゴギの郷ログハウスに泊まることとした。他に空いていなかったことと山陰の清流高津川も楽しむためである。
12日、四万十川よりはきれいだが、清流錦川は濁っていた。
18日、12日よりはきれいだが、清流錦川は濁っていた。
20日、清流錦川だった。
写真は2004.9.20のものである。透明度はもっと増すが、水量はなくなる。川くだりには理想的な環境だ。
三度目の正直とはよく言ったものだ。
錦川らしい景色
川面に舟が映り、川底に影が差すのが見える。
ヘリオスに食材を積んで下る。普段はフジタQUである。
20日のメニューは富良野キャラウェイのカレーとライス。
18日は鮎飯 12日は蛸飯 川原飯はうまい。
瀞場はない。静かに流れる。
透明な瀬を滑るように進む。
パドルは動かない。
根笠駅には駐車場がある。駅下の道沿いにはきれいなトイレがあり着替え可能だ。トイレの向かいに川に降りる道がある。ここで荷物を降ろし歩いて運ぶ。
スタート直後、橋をくぐってから右岸の岩にあたる瀬がある。初心者注意の瀬である。この瀬の左岸川原には四駆とテントが並び、瀬を見ている。沈の期待は裏切らねばならない。
新南桑橋が見えてくる。美川町特産物販売所の駐車場トイレが使えること。道の駅風キャンプ場が荒廃していることからキャンプ第一候補地である。
南桑駅前のタナカストアで鮎を買った。増水した水が引かず不漁で冷凍物しかなかった。錦川も鮎のいない川になってきているそうだ。でも、5匹で1,120円。小振りの鮎は格安である。
錦川は秋にヤナが作られる。
12日には気にならなかった。
18日には作りかけだった。
20日にはほぼ完成し、笹竹2本を立てた右岸寄りが舟道だった。
舟道は割り竹が水面ぎりぎりでカットされている。ポリ艇でもライニングダウンを勧める。
ファルトは必ず降りねばならない。
川舟ににぎりこぶし大の石を満載し、投網を打ち、石を投げて鮎を追い込んでいる。
カヌーはそばに寄ってはいけない。
18日、作りかけのヤナを過ぎて、椋野下の風キャンプ場の川原で鮎飯を炊く。ふやけた米だが野趣満点、鍋一つの川下りにストイックな雰囲気が漂う。
12日は瀬戸内の蛸の干物を使った蛸飯を食べた。ダッヂオーブンで炊くとおいしく感じる。
錦川の難点は右岸に多い。
流れを吸い込み、横から吐き出すおかしな岩壁がある。
竹が倒れストレーナーとなっている流れがある。コース選択を間違えると最悪の事態を迎えそうだ。
もっとも、岩壁で沈み、竹に突っ込み、岸から張り出した枝にからまったが、無事である。
ヘルメットは必需品かもしれない。
竹に突っ込みたくなければ、北河内をゴールにする方法もある。
椋野は川から上がる道が整備されておらず大変苦労する上に、駐車場がない。
行波は川原に降りる道が悪く、四駆じゃないと底を擦る。
しかし、行波には江木商店がある。ビール食材いうにおよばずトイレも貸してもらえる。これ以上ないキャンプ地かもしれない。