「川下りは楽し・余談」 by 別宮 博一
81<「立春の卵」>
立春と言えば、私は「立春の卵」を思い出す。立春の日
には、「コロンブスの卵」方式ではなく、無傷のままで、
卵が平面の上に長軸方向で立つと言う話である。昔は立
春には話題にされたものであるが、最近は殆んど話題に
されなくなっているのかと思ったら、まんざらそうでも
ないらしい。実際に試してみると、立てるのは中々難し
く、腰を据えて掛らないといけない。それでも、出来ない
ことはない。どうぞ、御試しあれ!
嘗て私も本気で試み、何度も立て、出来ると言う感触
を得ているので、本稿を書きながら、今回自宅の私の机
の上に難なく立てたのが、この写真である。「何故立つ
か?」と言う事に就いての薀蓄は、物理学者の故・中谷宇
吉郎氏の「立春の卵」に詳述されている。
(
http://www.aozora.gr.jp/cards/001569/files/53208_49866.html)
私にとっては、卵を立てるよりも、カヌーのレーシング
艇に乗る方がバランスがとれず、遙かに難しいと感じる。「2
秒後には確実に沈しています」と自信をもって言えるのが情
けない。バランスに欠け、不安定と言うか、予測不能のトラ
ンプ大統領の口汚い“切り札”ゲームにはウンザリである。
あまりにも酷いものばかりを見せつられ続けているので、日
本に現れた米国新国防長官 ジェームス・マティス 氏の立ち
振る舞いを見て、新政権で初めて「マトモナ人」の「マトモ
ナ言動」を見た様に思えた。
こんな世情にあっては、特別の信念のある人は兎も角と
して、常人の取る策は「神頼み」であろう。そういう訳で
は無いが、当クラブ会員である 「アーネスト・秋岡」氏が、
「讃州金毘羅大権現」に参詣し、御祓いを受け、「水上安全祈
願」の大きな御守札を“「岡山カヌークラブ」へ”と寄贈さ
れた。取り敢えず私が受取り保管している。氏と一緒に写
真を撮って置けば良かったが、それを怠ったので、大きさ
を示すために、私が抱いて写真を撮ったものを示している。
「第6回 岡山城・後楽園カヌー駅伝大会」では、氏の意
向もあり、安全第一を祈念して、この御札を掲げておこう
と思っている。(HP掲示板参照)
2017.2.5
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