「川下りは楽し・余談」   by  別宮 博一

47 <「カヌー漕ぎ初め 2010」>

 
 1月10日。今年最初の岡山カヌークラブ行事「漕ぎ初め」であ

る。午前5時過ぎには目覚めていたが、「備前岡山京橋朝市」会場へ、

未だ暗くて寒い中の6時集合に間に合う様に出掛けるのは、この歳

になると身の安全を考えると躊躇せざるを得ない。おりしもNHK

で「脳卒中防止キャンペーン」中とあっては尚更である。集合時間

がこんなに朝早いのは、午前6時に朝市が始まると、装備一式を積

んだ車で会場内の駐車場へは、朝市が終わる9時過ぎ迄入れなくな

るからである。私は旭川の傍に居住しているので、8時に間に合う

様に水路で京橋付近へ向かう事にしようかとも思ったが、これも断

念し、結局徒歩で7時半頃会場へ参上と云う情けない始末だ。仲間

からは「川から現れるものと期待していたのにー! 何、その格好

は!」と揶揄され、「本日は陸路参ります」と返す私の声も小さい。

 一眼レフを首に現れた秋岡達郎氏も「今日は陸上支援班として写

真でも撮ります」と艇を持たずに来ている。ところが、アセンテ・

大山氏が昨年同様カナデアン双胴艇を用意しており、これに空席が

2つあるのが判明したので、秋岡氏を誘ってこれに乗り込む事にな

った。お陰で何んとか面目が立つと云うものだ。8時に乗艇・出発

し、後楽園付近の旭川を遡上し、水路で岡山神社に初詣しようとい

う絵図である。

 

 岡山神社では、日曜とは言え10日ともなれば初詣の混雑も終わ

っており閑散としていたが、成人式で着飾った娘さんと両親の華や

いだ家族が写真を撮っているのを見掛けた。我が家でも嫁いだ娘達

にこんな日があったのが懐かしく思い出される。我々も秋岡氏によ

り記念撮影
 
 
 京橋朝市会場に戻り、小休止後、参加者が可成り入れ替わり、第

2部の川下に向かい国道2号線「旭川大橋」の少し川下の神社まで

を往復するシーカヤック・グループが漕ぎ出した。本谷氏はシ―カ

ヤック高速艇に乗ってレーシング・カヌー用のカップ型ブレードの

パドルを使い、大山氏も如何ともし難い超高速で漕ぎ通し、皆を驚

かせた。一方、余り経験のない超スロー艇もあり、これには事務局・

妹尾氏が最後尾で終始ピッタリと付添い、援護し通しているのは立

派である。
 
 寒い中の水上での集いは春迄休止状態にはなりますが、陸上・巷

での集いは、直近では1月30日19時から、民芸居酒屋「あまの

じゃく(当HPリンク参照)」で予定されていますので、初めての方

も大歓迎。何方でも御参加下さい。カヌー談義で楽しみましょう。

 

                 (2010年1月24日) 


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