「川下りは楽し・余談」   by  別宮 博一

46 <「『お食い初』やら『七五三やら』」>



我が家は現在3世代寄り合い所帯である。皆好き勝手に色々な事

を言って喧しいが、孫達は皆可愛いものだ。写真を見ていると思わ

ず笑ってしまう。

  

「お食い初め」は大騒ぎである。食べられる訳もないのにジジ・

ババ提供の鯛などデーンと前に置いて、仕分けはおろか食べられも

しないのに道具だけは何んとか持たせ、やれるのは精々混ぜ返すだ

けである。嫌がって良いサマにならないのを、寄ってたかって無理

して撮ったのが読み取れる写真である。



≪今日歌≫

  こだわりの 寄り合い所帯の お食い初め

       寄ってつついて 混ぜ混ぜだジョー!

                      佳奴



  

「七五三」の写真も面白い。親やジジ・ババが着る物等一式誂え

て着せ、神社に詣でて、お金を払ってお祓いを受けるのである。「七

五三は金が掛る」とはよく聞くが、こんなのは、七五三を祝って貰

った記憶の無い私の感覚からすると「おぼっちゃま」「おじょうちゃ

ま」の世界で、我が家もささやかながら豊かになったものだと思う。

当の本人は初めは喜んでいても、あれこれポーズをとらせて写真を

撮っている内に、大抵嫌になってしまい、暴れ出すのである。



≪今日歌≫

   おぼっちゃま ママが何でも 買ってくれ

           着物に袴 足袋・草履まで

                       佳奴



 さて、ここのところ毎晩見ている寝覚めの悪い夢がある。対抗勢

力以外には全方向に好い顔をしようとする「七方美人」のホトトギ

スのリーダーが居て、あれこれ言ってはいるが、結局「何もセン」

かに見える。『ホトトギスは何時鳴くのだろうか?』と思って、信長・

秀吉・家康の横に私も並んで良く見ると、これがハトトギスだった

りして。これが今やトホホギスの様に見えるのである。



≪セン流≫ 

決めぬなら 決めてやろうか トホホギス

                        佳奴



 良い初夢を見て爽やかに目覚めたいたいものである。新年は1月

10日の「備前岡山京橋朝市」会場からの「漕ぎ初め」と、それに

続く「水路よりの岡山神社への初詣」からカヌーを楽しみましょう。

                 (2009年12月10日) 


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