「川下りは楽し・余談」   by  別宮 博一

S+6<御挨拶かたがた>

   また今年もカヌーシーズンがやって来た。大いにカヌー・ライフを楽しも

うと思っている。

 さて、4月7日・京橋朝市での昨年とは遣り方を変えた「カヌー体験会」

後の岡山カヌークラブのミーティングで、会長を仰せ付かった。

 私は何年も前から「ええ歳ゅうして、何時までカヌー遊びュゥヤル気な

ら?」とか、「オイオイ、歳相応の事をせにャァおえんでェ!」と、カヌーの

楽しさを知らない外野の知り合いからアレコレ言われながらも、全然気に

していなかった。ところが、一昨年頃より両肩関節の痛みと可動域の減少

を感じる様になり、ルーフ・キャリアにカヤックを積み上げる事に苦痛を伴

う様になり、1人では積み上げにくくなって来た。そのせいばかりではでは

ないものの、カヌー遊びの頻度が何時の間にか徐々に減って来ている

 48歳から突然はじめたカヌーであるが、それまでの人生をスポーツや

運動とは無縁に過ごして来ていたせいもあり、技を磨く努力をする訳で

もでもなく、穏やかな川や海を何とか皆さんについてツーリング出来る程

度のレベルのままで進歩は無く、唯単に自分なりの楽しみのために18年

続けて来たことになる。そろそろ死ぬまで続け得る新たな穏やかなボケ

防止に繋がる趣味を見付けなくてはと模索し、これという物を見付け、

昨年はこれの助走を始め、そろそろ軸足をそちらに移そうと思っていた

矢先であった。

 所用で欠席した3月始めのミーティングで、大筋が決った様で、最高

齢者ということで会長を仰せ付かったと認識している。岡山カヌークラブ

は細木守氏を中心に永らく運営されていたが、2年前、諸事情で脱皮と

言うか脱線と言うか、良くも悪くも変容し、顔ぶれも随分変わった。ホー

ム・ページを持ち、現・事務局の妹尾和弘氏を軸に、カヌーの技量はピン

からキリまでの諸方面の達人・賢人達が運営に参画して、諸々の意見を

戦わせながら諸事進めて来ている。カヌークラブ本体の運営は達人・賢

人達にお任せし、私の役割は本で言えば表紙か帯、或いは帽子の様なも

のと認識している。

 私に出来るのは、カヌーに興味はあるが一歩踏み出せないでいる壮年

期の人に、「歳をとってもカヌーはやれるんだ!」という事を感じて頂き、

水の上に踏み出すキッカケになる様に、目に付く様に、その辺でカヌーで

遊んでいる事位と心得ている。

 今年は、岡山カヌークラブ行事として、沢山のツーリング等のイヴェント

が岡山県3大河川等で計画されています。皆さん、大いに楽しもうでは

ありませんか。

 今後共宜しくお願い致します。

   

 (写真:京橋朝市後の花見にて)




                              (2008/04/14)




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